【マッサージ効果の科学的解明に成功! 炎症物質を洗い流して回復速度を2倍にしていた】
ハーバード大学のマウスでの実験でマッサージに関してのいくつかの効果が明らかになりました。
炎症物質(サイトカインやケモカイン)が劇的に低下し、炎症物質から呼び込まれた免疫細胞についても筋肉から大きく減少していると判明。
これらの結果から研究者たちは
【マッサージには役割の終わった炎症物質や免疫細胞を洗い流し再生プロセスを前倒しにすること】に本質があったと述べています。
今回の研究で、マッサージは役目を終えた炎症因子を洗い流すことで筋肉の再生速度を改善することが示されました。
炎症から三日目に行うマッサージが一番効果を得られることや
治療中に加えられる力が大きいほど、損傷した筋肉の回復力が高まる傾向がみられたり
マッサージを受けると筋繊維がより太くなり、治療は筋繊維の強度回復にも有効であるなど
色々と解明されたようです。
体験値では、そうなることをわかってはいましたが
化学的な証明で一層の深まりを感じます。
例えば、楽健法でギックリ腰が治る、治すの経験など多々あります。
緩めて血流を良くして回復を促していると思って施術していました。
何故炎症がおさまるのかは謎でしたが炎症因子を排除していたからなんですね!
でも、この実験だけではわからない事もあります。
患部を直接触らずして他の部位を施術しても炎症が和らいだり回復したりも多々あるんです。
経験則からいうと
患部だけの施術よりもむしろ、全身を施術することでの回復の方が大きい気がします。
私の考えでは
筋肉から洗い流された炎症因子が血中に出て排泄されるまでに
血流が悪いと排泄までに至らないのではないかと。
途中の凝り固まった部位がボトルネックになってるようなイメージです。
全身の硬い部位を満遍なく緩める事で効果が大きいのではないかな?と
もう一つ、
炎症が起こる原因ですよね。
一部の使いすぎ以外、ほとんどは糖質過多で代謝が嫌気性解糖に偏ってる事が原因なので
何かしら代謝を良くする方に関わっていることで
患部を触らずに炎症をおさめているのではないかと想像します。
色々な方向から解き明かされ、点と点が結びついていく